森崎蔵
「鉄錆地塗三十二間総覆輪兜」
こちらは鹿の角がついた兜。日本では古くから鹿は神の使いとされてきました。鹿をモチーフにすることで、神の力が宿ると考えたのです。
森崎蔵
「鳥天狗形兜」
さらに空想上の動物も現れます。これは烏天狗という妖怪。羽を持ち、野山を自由に飛びまわります。また烏天狗は剣術にも長けていると考えられました。人間を超えた力を授かり、戦いに勝利したい、そんな願いがこの兜に込められているのです。
NHKをはじめとするテレビ、新聞、雑誌など多数のマスメディアへ出演、紹介されました。
NHK BS1 2011年8月5日(金)14:00~14:30
“ジャパノロジー”とは、『日本学』。これまで伝えられてきた紋切り型の「日本人」や「日本文化」の枠を壊し、日本の魅力を新しい切り口で世界の人々に発信します。また、日本人も意外と知らない 日本文化の奥深さに触れることができる番組です。
出 演:ピーター・バラカン
番組内容:甲冑に込められた日本人の想いと美意識に迫る。
生き物をモチーフにした甲冑の資料として森崎所蔵の「鉄錆地塗三十二間総覆輪兜」「鳥天狗形兜」が番組内で紹介されました。
[番組内容抜粋]
森崎蔵
「鉄錆地塗三十二間総覆輪兜」
こちらは鹿の角がついた兜。日本では古くから鹿は神の使いとされてきました。鹿をモチーフにすることで、神の力が宿ると考えたのです。
森崎蔵
「鳥天狗形兜」
さらに空想上の動物も現れます。これは烏天狗という妖怪。羽を持ち、野山を自由に飛びまわります。また烏天狗は剣術にも長けていると考えられました。人間を超えた力を授かり、戦いに勝利したい、そんな願いがこの兜に込められているのです。